
自由で、いい。
ひとりでも、みんなとでも。
泣いてても、笑ってても。
晴れてても、雨が降ってても。
クラフトビール。
楽しみかたは、じぶん次第。
歴史と新しい文化が融合するまち
金沢。
クラフトビールのこれからを考え
真摯に向き合い続ける。
クラフトビールの歴史
先人たちの努力・知恵への
深い敬意とともに。
今日もかんぱいしよう。
よき人生に。
BEER
金沢の美しい自然にいざなわれ
3つのビールをつくっています。

Wave

Ridgeline

Cloud

Wave
- Style:American Amber Ale
- Contents:330ml
- ABV:6%
- IBU:30
- Malt:MarisOtter, Caramel, Chocolate
- Hop:Magnum, Cascade
- Yeast:European ale yeast
日本海にしずむ夕日。不思議と、ずっと眺めている。今日が終わる儚さか、明日への希望か。まぁ、そんなことはどちらでもよくて、ただただキレイだし、なんとなくモヤモヤが晴れていく気がする。とても抽象的だけど。でも人生って言葉では説明できないことが多かったりする。
Waveは、夕日に染められた波のように、深い琥珀色をしたビールです。グラスに注いだ時にたちのぼる華やかな香り。口に含んだ時に感じるほんのりした甘みとほどよい苦味。優しく喉を流れていくなめらかさ。
アンバーエールというスタイルは、コク深い味わいを楽しむのが一般的ですが、Waveは後味をすっきりと調整しているので、クラフトビールを飲み慣れない方もどんどん進むかもしれない。もちろん、ギークのみなさんにもこのバランスの妙を試していただきたい。

Ridgeline
- Style:American IPA
- Contents:330ml
- ABV:6%
- IBU:50
- Malt:MarisOtter
- Hop:Magnum, Cascade
- Yeast:Scottish ale yeast
金沢って、こんなに山がきれいだったか。霊峰白山を望んでその荘厳な稜線に魅せられ、だんだんと思考がゆったりしていくのを感じる。慌ただしく生きる日常から、そうやって意識的に離れてみるのもいいかもしれない。1億年かけて描かれたその稜線美に身を委ねてみるように。
18世紀末、イギリスからインドへビールを運ぶ際、劣化防止のためにアルコール度数を高め、さらに防腐効果のあるホップを大量に投入しました。IPA(インディア・ペールエール)というスタイルの由来と言われます。
Ridgelineは、アメリカンホップをふんだんに使ったクラシカルなアメリカンIPAのレシピをベースにしています。柑橘類を思わせる華やかな香りと、鼻腔をくすぐる心地よい苦味、くせになる仕上がりです。100年かけてみなさんが描いていく”線”を、この1杯で繋いでいただけたらこの上ない。

Cloud
- Style:Porter
- Contents:330ml
- ABV:5%
- IBU:12
- Malt:MarisOtter, Flaked barley, Black, Chocolate
- Hop:Magnum
- Yeast:British ale yeast
行雲流水。行くあてのない雲のように、自然の流れに逆らわず、成り行きに身を任せて生きてみる。かたち・姿さえ、ときどき気ままに変えてみる。みんな自由でいい。ただ、金沢ではそんな雲もよく渋滞して動けなくなっているようだ。日本一雨の日が多いまちの1つだからね。
Cloudは、本場イギリスの”黒ビール”を彷彿とさせるロブスト・ポーターです。18世紀初頭、荷運び人(ポーター)が好んで飲んだことに由来します。コーヒーやビターチョコレートを想起させるような濃厚で深い味わいと、シャープな苦味を楽しんでいただけるようレシピを練りました。
”黒ビール”は苦手だから、というスタンスももちろん自由だけど、受け入れるからこそ見える新しい世界もあるかもしれない。わたしたちが感じたクラフトビールの奥深い歴史・世界観、感動を、少しでもみなさんと共有できたら嬉しい。